スタイル・ガレ オリジナル 松本箒 -まつもとぼうき- 



  最近ではあまり見かけなくなってしまった座敷箒ですが
  環境意識への高まりとともに箒を使う人が増えてきています。
  電気も必要なく 手軽に掃除できる 箒の良さを見直していただけたら・・・ と思います。


  箒が出来るまでの製作工程の一部をご紹介します。

  持ち手は栗の木を使用し 当工房で 鉋を使い一本一本丁寧に手作業で削っています。
   



  塩尻市の米澤勝義さん 純子さん ご夫婦は 約30年以上 箒を手作りされています。
  箒を作る職人さんの数が減りつつある中で 使い手に手作りの良さを感じて欲しいと 箒の材料となる
  ホウキモロコシの栽培も手がけるなどして 箒を作り続けていらっしゃいます。



箒になる前のホウキモロコシはこのような状態です。


何十年と使われている製作工具です。


      

      

      
        大量生産される箒と違い 手作業だけに一日に製作できるのは5〜6本程度になります。




持ち手は 握りを確かめながら クリの木で丸・だ円の形を試作して
持ちやすく握りやすい だ円の形に決まりました。









   【ホウキモロコシ(イネ科)】

          米澤さんの作業場の窓から見えるホウキモロコシの畑。(6月20日)
          現在国内でホウキモロコシを栽培する専業農家はほとんどなく
          国産品は大変貴重になっています。

          松本芳川野溝地区では 有志の方々の手によって細々とながら栽培され
          伝統の箒が製造されています。

               

           こんなにも大きくなりました。(8月3日)
               
               

  8月中旬に収穫後 天日干し 日陰干しを経て 乾燥させてから10月初旬から製作になります。




  国産の草(穂)は 当たりが柔らかくコシがあるので 掃きやすく 末永くお使いいただけます。
  素材から全て国産の手作りの箒です。




     ※ ご予約(ご注文)はこちらからどうぞ。 → 【 スタイル・ガレ オリジナル 松本箒





                                                            2009.8.22

家具工房 スタイル・ガレ  keizo_galle@yahoo.co.jp