メンテナンスについて 

メンテナンス方法を写真と合わせてご説明します。
お手入れをして頂ければ 元の状態を取り戻しますので 是非お試しください。



削り箸
  写真左のようにクリ・ナラの木は 木に含まれているタンニンが水と反応して黒くなったり
  また他の樹種は摩耗して白っぽくカサカサした感じになってきます。

  ご自分でお手入れすることで買った時のようにしっとりとした木質感が取り戻せますので
  下記に従ってお手入れしてください。
     
         写真はクリの箸です。               写真はカリンの箸です。             


  まずは、サンドペーパー240〜320番程度(ホームセンター等で購入できます。)を持ちやすい
  大きさにカットし 気になる部分を形を整えながら磨いてください。この時 強く磨きすぎると尖り
  過ぎたり この箸の特徴である凸凹感がなくなってしまうので くれぐれも軽く磨いてください。

                


  次にハギレ・ティッシュなどを使い クルミ油・オリーブオイル・菜種油などをお箸に浸み込ませた後
  余分な油を拭きとってください。
 
  そのまま 半日〜一日位放置して オイルを乾かしてください。
  その後 月に2〜3回位オイルを浸み込ませていただくと オイルが浸透して 
  味わいのあるしっとりした木質感が維持できますので 是非お試しください。


                       お手入れ後のクリとカリンのお箸です。
       




木べら

  基本的にお箸のメンテナンスと同様になります。


  下記は栗の木べら・・・使い込んだ木の味わい(タンニン成分で先端が黒っぽくなってきます)を
  そのままお使いいただいても良いのですが 気になるようでしたら お手入れをして頂ければ
  元の状態を取り戻しますのでお試しください。

     
                           
  写真上の木べらは先端が少しかけてしまっています・・・。

  木べらは先端がシャープな方が使いやすいので 最初に先端のラインを整えます。(下写真の左)
  少し強めにシャープになるまで先端をサンドペーパーで磨いてください。
  次に 黒っぽくなっている部分など 気になるところを軽く磨いてください。(写真右側)
 

         ↓                ↓                ↓

 
  普段フライパンなどで木べらを使用する際 油がしみこんでいるので サンドペーパーで磨いただけでも
  形・色艶共にきれいになります。


  ハギレ・ティッシュなどを使い クルミ油・オリーブオイル・菜種油などを浸み込ませた後 余分な油を拭きとってください。
     
             
                       写真のオイルはリボスのオイルワックスです。



  そのまま 半日〜一日位放置してオイルを乾燥させてください。
  
  メンテナンスの作業は 実際にやってみると とても楽しいので 是非試してみてください。
   





   亜麻仁油の使用方法について   亜麻仁油の使用方法になりますが 他の植物性オイルも同様になります。

     亜麻仁油は亜麻の種子から採れる乾性油です。 食用・木部塗料として使用されています。
      1.ハギレ等の布で塗布して 木に浸み込ませてください。
      2.20〜30分後 過剰な油をしっかり拭き取ってください。
      3.そのまま1日以上放置して 乾燥させてください。
     注意 : ご使用になった布は自然発火の可能性がありますので 一度水に浸してから処分してください。





     ※無垢材を使用した木の小物につきましては 直射日光や高熱、過度の乾燥または高湿度環境でのご使用は避けてください。
       板の反りや割れの原因になりますので 充分にご注意ください。

     ※メンテナンス方法につきまして ご不明な点などがございましたら お気軽にお問い合わせください。
     
     ※ご自分では出来そうにない・・ ちょっと不安・・ という方は 工房にて無料で磨き・塗装のメンテナンスをさせて頂きますので
       詳細はお問い合わせください。(送料のみご負担頂きます。) 
       スタイル・ガレ製作の商品に限りますので ご了承ください。






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