オイル仕上げ


アマニ油・桐油・蜜蝋などを主成分とした、無公害のオイルワックスを塗り、木に浸み込ませ余分なオイルを拭き取り、乾燥させる。

それを複数回繰り返します。自然な艶や木の風合いの良さを表現できる塗装方法です。

使用するにあたり、水分の浸み込みに気を遣ったり、塗装の膜が軟らかいので、傷つき易い等の欠点がありますが、

日々の生活の中で、無垢の木の質感を味わうにはベストな塗装方法だと言えます。

(お手入れ方法は
オイル仕上げの家具のメンテナンスについてをご参照下さい。)



ウレタン仕上げ

一般に市販されている家具の多くに、ウレタン塗装が施されています。

スタイル・ガレでは、お客様のご要望でオリジナルな色を表現したい時にオイルステイン(着色剤)の上塗り(保護膜)として、

ウレタン塗装をしています。

オイルステイン自体無公害と言い切れない部分もあり、ウレタン樹脂でコーティングすることで、人体に対する安全性を考慮しております。

傷や汚れに強いという利点もあり、お客様のご要望に対応した塗装方法のひとつです。




漆仕上げ

漆塗りと言っても、色々な技法がありますが、木の質感や木目を生かす漆塗りの方法に、拭き漆仕上げがあります。

着色顔料などを入れない純粋な漆を木に浸み込ませ、余分な漆を拭き取り、乾燥させる。

それを4〜5回一定の肉厚や艶が出るまで繰り返します。

オイル仕上げと似ていますが、漆を均一に塗り、拭き取る作業は、湿度・温度などの気候環境を見極めて作業する熟練の勘や経験が必要な

ため、漆職人による塗装になります。

木地の仕上げや塗りに時間と手間がかかる高価な塗装方法ですが、拭き漆で仕上がった家具の質感や貴賓は他の塗装にはないものがあり、

日本の大切な文化と言えます。






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