2007年12月31日(月) |
大晦日・・。 |
今年最後の仕事で製作していたスプーン 大・小 合わせて40本を浅間温泉の旅館・
貴祥庵さんに無事納め 今年の仕事が終わりました。
今年1年を振り返ると 注文家具などの仕事が少なかった分 これからの家具工房スタイル・ガレについて
冷静に考える時間があったように思います。 7月に初めてHPを立ち上げ 客観的に自分の工房を振り返る事ができたり、
秋のクラフトピクニックをきっかけに 小物製作(箸・スプーン・木ベラなど)をし 大変だけれど物づくりの初心に戻れた気がしたり・・。
経済的には全く余裕が無いけれど これからやりたい事が明確になった良い年だったと 今現在思っています。
来年は明確になったイメージを一つ一つ形にして 繋ぎ合わせて 自分を表現できたらと思います。
今年で年齢的に後厄が終わる事もあり 来年は少しづつアクティブにチャレンジしていけたらと・・・。
来年も 良い年になるよう 趣味も仕事も 精一杯やって行きたいと思います。
お世話になった方々に感謝しつつ・・・ 来年も良い年になりますように!!
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2007年12月30日(日) |
工房整備・・・完成。 |
今月初めから合間をぬって(と言ってもほぼ毎日・・)機械場の2階を自力で増築し
塗装場と展示ルーム(5坪+5坪)が完成した。
写真は展示ルーム。栗材で製作した開き扉の向こう側が塗装場になります。
来年はこの展示スペースに似合う家具や小物たちを製作しレイアウトして
素敵な写真が撮れればと思っています。
つくづく思いますが建築と家具は切り離しては考えられないですし
もっと言えばこの空間に置かれる家具以外の 照明・絵・食器・ファブリック・植物・家電などなど
一つ一つの選択がとても重要だと・・・思います。
”違和感があるものは置かない。見て・使って気持ちよい・・・”がテーマでしょうか。。
今年も残り2日。 仕事・・もう少し頑張ります。。
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2007年12月28日(金) |
今年最後の仕事 |
今年10月 松本あがたの森で行なわれた クラフトピクニックの出品が縁で
浅間温泉の貴祥庵さん(各部屋に露天風呂があり 浅間温泉唯一のデザイナーズ旅館)
の売店に 当工房の木のカトラリー(箸・スプーン・コースター等)を置いて頂けることになりました。
この数ヶ月お買い求めくださる方も多くいらして 今月初め 新たにスプーンの製作依頼を頂きました。
工房整備と平行して製作していたため 中々製作が進まず・・・
結局 31日大晦日の納品になりそうです。
カトラリー製作は根気が必要で 繊細さと持久力勝負の仕事になります。
自分が製作した作品が形になってくると 頑張って良かったと思う瞬間が来るのですが・・・
道のりが長いだけに 一瞬の充実感が自分を励ましてくれる瞬間です。
でもお買い求めてくださる方が 売店で気に入ってくださり
更に使って満足して頂ける事を想像しながら製作する瞬間も
自分にとってはとても大事なことです。
あともう少し・・・頑張ります !
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2007年12月22日(土) |
工房整備 第2弾 続き・・ |
工房の機械場の2階を作りだして約20日・・ コンパネで床をはり 仕切りの壁を作り
無垢のタモ材のフローリングを張り始めた。 無垢材のフローリングは値段が高いので
今までは自分の工房では買ってまで使うことはなかったが どうしても家具の作品の
写真を撮る場所が欲しく 家具が引き立つ写真背景・・白木の無垢材の床に
白の塗り壁の部屋を作る決心をした。
タモフローリング5坪ぶんで約6万円・・・高い買い物でしたが 先行投資?・・
だと自分に言い聞かせ 突き進んでいます。
仕切り壁も漆喰風塗り壁で少しづつ塗り上げています。
床と壁ができれば あとは出入り口の開き戸を製作して 作品展示スペースは完成です。
もう一息・・・頑張ります。。
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2007年12月16日(日) |
工房の整備 第2弾・・・ |
来年の仕事の段取りをしながら 製作品の塗装場と展示場を自力で製作している。
いつものように ホームセンターに行き 2×4と2×8インチの構造材(骨組み)と
コンパネ(床・壁板材)・ビスなどを買ってきて 父親にお手伝いしてもらいながら始まった。
木工機械を置いてある工房の天井が6メートルくらいあり(6メートルは高すぎで冬寒い・・)
このスペースを何とか生かしたいと思い 床面積約10坪の2階の製作を
家具の仕事が少ないこの時期に・・・ と思い切って取り掛かっている。
写真は開始して約1週間後の写真です。
年内に何とか完成させたいでのすが・・・頑張りたいと思います。
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2007年11月28日(水) |
テラス完成。。 |
雪の季節を前にして 工房玄関のテラスが完成した。
今年からは雪かきをする面積が少なくなり少し楽になりそうです。。
天気を見ながら外壁用塗料をコテで塗り
何年かは風雨にも耐えられるようしっかり塗りあげた。
寒い中頑張った甲斐があり
専門外の素人が作ったわりには 上出来です。(自画自讃・・・。。)
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2007年11月24日(土) |
工房の整備。 |
ここ一ヶ月ぐらい仕事が少なく・・ 遊んでいてもいけないので 少しづつ工房の整備を始めている。
以前から気になっていた事で・・ 工房の正面に屋根が無く雨や雪が玄関口に吹き込んで
困っていたので 木製のテラスというか 雨よけの屋根を自作で製作を始めた。
間口9メートル 奥行き1.8メートル 高さ2・7メートルの 比較的大掛かりなテラス・・・。
ホームセンターからホワイトパイン材(2×4インチ)の骨組み材・コンクリートパネル・
塩ビの波板屋根材・ 雨樋関係1式・エクステリア用の塗料・細々した金具など
合計約7万円の出費で製作を始めた。
写真はビフォー&アフター(途中だが) ここまで 父親にもお手伝いしてもらい 約1週間。
案外すんなり製作が進み 後は仕上げの漆喰風の外壁用塗料をコテで仕上げて完成予定。。
火曜日あたりには完成に至れば・・と思っています。
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2007年11月10日(土) |
安曇野スタイル2007・・・ |
先日 ”安曇野スタイル2007” と題したクラフト巡りをしがてら 蕎麦を食べに 行ってきました。
昼ごろ安曇野に着いたので 先に 蕎麦屋に直行。。 安曇野穂高の有明界隈は
美味しい蕎麦屋さんが特に密集している地域で この界隈は何軒か食べ比べた経験があります。
その中でも好きなお店は 中房温泉に行く途中の”くるまや”という蕎麦屋さん。。
有明神社の鳥居横が蕎麦屋さんの玄関口になっていて イチョウの大木と共に お客さんを迎えてくれる
佇まいです。 席に着くと まず蕎麦茶が出され この店自慢メニュー・・馬のもつ煮込みを箸でつつきながら
暫し待っていると お待ちかねのざる蕎麦が出てきます。 写真は 2人前ざるですが 普通 一人で食べる
のには かなりのボリュームです。 しかし ここの蕎麦は もつ煮込みを食べたあとでも イケてしまいます。
街中で食べる蕎麦は 比較的 小麦粉をつなぎにして 味や食感を上品にしていることが多く 蕎麦の風味が
薄いのですが ここの蕎麦は 蕎麦の臭味と言ったら下品な言い方ですが 蕎麦らしい蕎麦が食べられます。
蕎麦の冷たさ・すりたての生わさび・ 自然な味付けのつゆは ありそうでないお店。。 癖になってしまいます。
満腹になり お店を出て・・・ イチョウの葉の中に実った銀杏の実を写真に収めました。 イチョウの樹は
雄・雌があり 銀杏の実は 雌にしかならないそうです。食せば美味しいのですが・・ 生の実の匂いは
強烈で・・ 日本3大悪臭の一つだと 勝手に思っています。。 あとで知りましたが 食べ過ぎると毒だそうで・・
20個以上食べると 害があるそうです。。
蕎麦屋さんの後は アートヒルズ・高橋節郎美術館などで クラフトを見たあと 帰宅。。
クラフトの感想を書きたかったのですが・・・ 正直 感動みたいなものが無く・・・ 残念でしたが。。
もう少しゆっくり色んな所を見れば 感動にも出会えたかもしれません・・。 来年のお楽しみです。。
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2007年10月29日(月) |
仲間・友達。 |
昔から 友達・仲間が少ない。 そのせいか・・ 目標がないと頑張れない性分だった。
比較的一人が好きで 人に干渉されたくないのもあった。
人から 嫌われている訳では無かったと思うけれど・・ 人を寄せ付けないものを
自分から発信していたのかもしれない。 (人と群れていることが嫌いだったかも・・)
最近 気付いたことだけれど 幼少の頃から 大人びているというか・・
ロマンチックなものに憧れていて 早く大人になりたいと思っていた。
松任谷由実の曲を聴いては 早く大人になりたいと ロマンチックな事を妄想していたり・・・。
実際 大人になってみると ロマンチックな現実がそれほどある訳でもない・・。
でも 大人になった今の自分は子供の頃より 生き易い気がする。。
子供の頃は 親戚や 周りの人からは 変わっているとか(今もそうかも・・・)
子供らしくない子とか言われた記憶が沢山ある。
そして その言葉に 何気に 傷ついたりもした。。
しかし 今の自分は幼少の頃と全くといっていいほど 気持ちも理想も変わっていない。
漠然とロマンチックなものに憧れ・妄想しながらイメージを形にしたい気持ちを持ち続けている。
もう一つ理想を言えば 仲間が欲しい。。
沢山でなくていい・・・
価値観・見ている方向・波長が近い仲間が欲しい。。
自立した今の個(自分)があるから そう言えるのかもしれない・・。
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2007年10月28日(日) |
亀田父子。 |
内藤チャンピオンとの世界タイトルマッチ戦以来 非難を浴び続けてきた 亀田父子。
最終的に亀田長男が謝罪し亀田父子それぞれが処分されることで 一旦、けじめとなりそうだが・・・。
亀田長男が謝罪の時に ”皆が父親の事を悪く言うけれど 世界一の親父” と言っていたが
彼の目をみれば 父を敬愛し尊敬していることは 疑いもないし 今回の問題よりも
別な意味で大きな問題が 他にある気がしている。
確かに 亀田父子の言動や過激なパフォーマンスには 以前から嫌悪感を感じていたし
内藤チャンピオンに対する 軽蔑する言動や 数多くのひどい反則は許されることではない。。
しかし、対戦相手に対する 態度・言動の悪さと 勝つためには手段を選ばないやり方を除けば
父子共に 少し常識外れだけれど 勝つ事だけに執着している馬鹿正直で純粋な人達なのだと感じる。。
テレビの生中継の中で 目に入れろ って言ってしまうぐらい 裏表が無い人達なのだと。。
亀田父を擁護するのではないが・・・軽薄なマスコミの前で謝りたくない気持ちは少し分かる気がする。。
(昔は 自分が悪くても 意地でも謝らない頑固親父達が 何人も居たと思う。)
マスメディアなど・・・ 試合中の反則や 相手に対する侮辱的な言動などを 問題視すれば良いのだけれど
過激な言動やパフォーマンスを散々おだて持ち上げたあと 世の空気が悪者となれば そこを
恥ずかしげも無く否定して 叩き潰そうとする。 強きをおだて・弱きを潰す・・・。 最低である・・・。
本質的にもっと悪い事をしていて マスコミの前で謝罪しなければいけない人達は世の中には数多くいる。
亀田父子をビジネスにしていた人々や 矛先はズレルが 世の中の影の悪者(政治家・役人・財界その他諸々・・)
そちらの方を何とかして欲しいと感じている。。
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2007年10月25日(木) |
頑張っていても・・・ |
試行錯誤しながら頑張っていても 挫折する事が多い。。
漠然とした理想が脳裏にイメージされている・・・
迷ったり 途中で理想が曖昧になり 気持ちがぶれる。。
結局 中途半端になってしまう。
明確な理想を持ちたいけれど 明確に示すほど自信が持てない。
明日は ぶれずに頑張ろう。
そんな日々の繰り返し。。
それでも 頑張るしかないのである。。
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2007年10月23日(火) |
クラフトピクニック。 |
先日の土曜・日曜日 松本のあがたの森公園でクラフトピクニックがありました。
家具工房スタイル・ガレも作品出展とワークショップで参加・・・ 前日まで 雨だったので
天候が心配でしたが 2日間とも晴天でラッキーでした。
クラフトの野外イベント参加は初めてで また自分の作品出展も10年ぶりぐらい だったので
準備が大変でした。 また不慣れもあり 精神的にもクタクタに なりましたが 無事、充実させ
終了することができました。来場して頂いた方々・ また 当工房の作品を見て頂いたり
買い求めて頂き感謝・感謝です。
今回のイベント参加の目的は 工房のPRと クラフト製作のプロセスを来て頂いた方々
に体験していただき 物づくりの楽しさや 作り手側の思いを製作体験を通じて感じてもらったり
物への愛着につながるきっかけになればと思い 料理用の木べらやスプーンなどの
ワークショップを行ないました。 そもそも製作に時間がかかるのと 未経験の方に道具の
使い方を伝えなければならないので 2日間通して十数人ほどの体験が限界でしたが
鉋削りの基礎から始まり サンドペーパーでの磨き オイルを浸みこませる仕上げまで
皆さん一生懸命に取り組んで頂き 最後には出来上がった自分の作品に
感動してもらえたのでは・・・ と思います。
体験された皆さん全員 印象に残ったのですが 5〜6歳の女の子で 驚くほど鉋削りが上手で
削りが終わっているのに サンドペーパーでの磨きをお父さんに任せて 棒切れを無心に
削っていたお子さんが印象的でした。
人間って本来、 木や土 布など 色んな自然素材を削ったり こねたり 編んだり
そんな単純なことが好きなのだと思います。 世の中がいくら進化しても 自然との繋がりは
切り離せないし 人間のDNAの中にそのような物が 根深く染み付いているものだと思います。
改めて クラフトなどの物づくりの必要性を感じたし これからも続けて
未来につなげて行けたらと思いました。
一番下の写真・・・ 今回大活躍のシェービングホース(馬のような形をした削り台) 自作なのですが
本来の自分の作品より シェービングホースに注目が集まっていました・・・ 笑。。
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2007年10月16日(火) |
体調。 |
10年前ぐらいから 血中のγGTP値が高く 年齢と比例し右肩上がりになっている。
毎日のウコンもあまり効果がないのか・・・体調がすぐれない。
お酒を辞めるか 休肝日を作ればいいのだけれど 体の疲れと気分を紛らわせるのには お酒が欠かせなくなっている。
アル中ではないが(アル中ではないと思っている) 健康のためにも少しは努力しなくては・・・と感じている。
最近 信毎のお悔やみ欄を何気に目を通すが 30〜50才台のかたも頻繁に目にするようになってきた。
年齢が書かれているので 複雑な気持ちになる・・・。
ストレス・食生活の変化などか・・・ わからないけれど明らかに 若・中年層が増えてきている。
できれば目標や夢を達成できるまでがんばりたいので 自身で健康管理は気をつけなければ・・・。
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2007年10月14日(日) |
アイデンティティー |
アイデンティティー という言葉が頻繁に使われだして 十数年経つと思う。
個の主体性・生き方・考え方という意味だと思うが・・・
国際的な問題にしても 身近な問題にしても 周りと歩調を合わせる教育を受けてきた日本人には
不向きな課題なのだと思う。
良し悪し関係なく 多数意見ならば それが基本的常識になる・・ 日本という国が背負ったスタイル・流れなのだと・・・。
インド洋の給油問題も アメリカを主体とした各国に対して 体裁を調えるパフォーマンスでしかない。
パフォーマンス重視な日本人。 とても 尊敬できる生き方ではないと思う。
一人ひとり 自分なりの生き方をして欲しいと 強く思うし 自分自身もそうしたい。。
アイデンティティーを持った人どうしの コミュニケーションを 切にしたいと感じる今日この頃です・・。
アイデンティティー・・・ 自分勝手ということでなく 自分が正しいと思う生き方をする・・・ あたり前なことだと感じます。
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2007年10月13日(土) |
あと 一週間・・ |
来週の20・21日(土・日曜日)は クラフトピクニック。。 2ヶ月前ぐらいから少しずつイベントの準備をしてきたが
余裕を持ってやっていたつもりが あと一週間・・・。時の流れは思うより早いです。。
残りの一週間 できる限りのことをやって臨めれば・・・。 頑張ります。。
家具工房を設立してあしかけ13年 まだまだ13年だけれど 今までに色々な方々にお世話になり、
また助けて頂き継続してやってこられた。依頼された仕事はなるべく断らずに何でもこなしてきたつもりだし
逆に我がまま言って断っていたら 仕事が途切れて工房自体が継続できなかったと思う。
一つひとつの仕事や人との出会いに感謝・感謝である。
この仕事は自分自身のライフワーク且つ生き甲斐でもある。 将来の夢として ”家具工房スタイル・ガレ”
の家具スタイルを確立(平たく言うと ブランド化)して一つの部屋または大きな一つの空間(建築インテリア)を
自身が企画・製作した家具や小物でコーディネイトできるよう 必要アイテムを練り上げて形にしたい。
また 自分が持っているスキルを後輩に伝えて ”工房家具”というオーダー家具を製作する職業カテゴリー
を定着させることも必要だと思う。
オーダー家具は比較的 高い買い物だけれど お客様が愛着を持って例えば30年使って頂いたとすると
他の消耗品的な物の買い物と比較した場合 決して割高感はないはずです。 僕らの今後の課題は
”魅力ある家具”作りと ”工房家具”という分野の認知度を高めること。 そこを解決すれば
充分に定着する職業分野だと感じている。
日々少しずつ階段を昇るように 試行錯誤しながら良いものを製作し また 工房家具を認知して頂けるよう
PR活動も頑張りたいと思います。
取りあえずは 今度のクラフトピクニック・・・PRの一環として 精一杯頑張りたいと思います。
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2007年10月9日(火) |
日本という国。 |
今朝の芸能ニュースで 神田うのさんの結婚披露パーティーの模様が流れていた。6億円もかかるパーティー。
時々思う事・・・ この国は本当に幸せなのだろうか・・・。
女性が元気な世の中は良いのだけれど 何かのバランスがおかしい。
神田さんのコメント・・・ 料理は作らない。家事はしない。。
バブル経済時の日本は 確実に間違っていたと思う。
でも 未だに頭の中は バブル時期のままの人々が大勢いて その人達が今も世を動かしている。
この国が 本当に幸せならば 自殺する人も 学校の不登校も 引きこもりも いじめも少ないはず・・。
謙虚さ・自然との調和・自分への戒め・あらゆるものへの感謝・人や物への愛情・・・・。
この国は何か大事なものを犠牲にして、また謙虚で真面目な人々を犠牲にして 成り立っている世の中なのだろうと思う。
踏み台になっている物や人の苦しさも分からずに・・・。
人が信じられるようになることが どんどん遠のいていく気がする・・・。
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2007年10月7日(日) |
進路希望調査・・・ |
現在 中学3年生の息子が 進路希望調査の用紙を持ってきた。 内容は 就職または進学希望の選択と
将来就きたい職業。進学の場合の希望校。などを書き込む調査用紙だが 自分の15歳の頃を思い返せば
初めて人生の岐路に立って 自分自身重大な選択をする 最初の機会だったような気がする。
将来自分がどんな仕事に就きたいか?とか。どんな学校に行きたいか?とか意識し 選択を迫られる。。
息子が12歳の時に 村上龍の著書 ”13歳のハローワーク” を買って息子に与えた。
本の内容は・・・自分は何に興味があって 将来どんな職業が向いているのか・・・
具体的にこんな事に興味がある人は こんな仕事が向いていますよ・・・と村上龍なりにリサーチして解説している。
変な話・・ エッチな事に興味がある人はこんな仕事が・・・・まで書かれている。
村上龍が本の中で 年齢が早いうちに自分が興味があること・得意な事を把握して 自分で選んだ仕事に就くことで
”自分の人生を充実させるアドバンテージが与えられる” また 継続して物事をやり遂げるのには ”好奇心が必要”
と書いている。 以前から 村上龍の ”物事の本質” を見よう・描こうとする姿勢に共感していて
彼の言葉に興味を持っている。 15歳の息子が今までに どれだけ深くこの本を読んでどう捉えているかわからないが
取りあえず自分の意思で将来の目標を描こうとしているし やっと自分の言葉で自分の意思を言えるようになってきた事に
少し安心した。 父子家庭ということもあり 父子共にとても不安定な(アンバランスな)状態で・・・
多感な今の時期を切り抜ける事に不安もある・・・ お互いに志を高く持って成長できたら理想だし
自分自身も息子に負けないようにしたい。
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2007年10月1日(月) |
アーティスト・・・ |
今日から10月・・。 今年も既に4分の3が終わり・・。 年初めに決めた目標は・・・。 まだまだ課題が山積・・。
今年7月に立ち上げたHPもまだまだ未完成で 細かい修正をしたいけれども パソコンをいじり出すと
頭がオーバーヒートして中々前進しない。。 デスクワークが嫌い・・ 文字やパソコン画面を見ていると
イライラするなど 生理的・性質・性格的な問題なのだと思う。。 でも 何とか乗り越えて自分の物にしたい
と思っています。
最近よく アーティストとかアートとか 見たり聞いたりする言葉がある。 ネイルアート。 ヘアメイクアーティスト。
音楽業界のアーティスト。などなど挙げたら切がないくらい使われている言葉である。
僕自身も クリエイティブ(独創・創造的)な事を求められる職業なので近いものはあるけれど
自分自身はアーティストではない。 アートの概念は人それぞれかもしれないけれど 人の興味を引き付ける程度・・・
例えば "可愛い” ”綺麗” ”美しい” ”カッコいい” 程度の言葉で済むような 表現はアートでないと思っていて
それは ビジネス・仕事・趣味の範ちゅうで アートではないとういのが 自分の考えです。
では ”アート”って・・。 あくまでも自分の概念だけれど・・ 人の心・魂を揺さぶるもの又は
人の心・魂の傷やコンプレックス・怒り・悲しみを埋めるために表現し その表現された分身がアートだと思うのです。
アーティストになりたいとは思わないけれど 一生に一度でも 自分の分身が作れたらと思う夢はある。
自分が存在しなくなっても 分身が人の心を揺さぶるような作品を残せたら幸せだと思う。
最近 ”高橋まゆみ”さんという人形作家の作品の写真集をじっくり見る機会があった。
田舎の人々の表情を人形で表現し 一見ノスタルジックな作品なのだけれど
人形の背中に表情がある=魂のある人間を表現している作品なのである。
その中の作品・・ 老夫婦が肩を寄せ合い お互い相手を愛おしむ・思い遣る表情を表現した写真にであった。
その時に 目頭が熱くなるのと同時に この老夫婦を包んであげたくなる衝動に駆られた この人形のような
爺ちゃんになりたいとも思った。 ”アート” に触れた瞬間だった。
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