Diary  bS

仕事や日々の生活のこと、趣味のバンドのことなど書き綴れたらと思います。
                                                              bT : 2009/01/01〜       
                                                              bR : 2008/01/01〜2008/06/30
                                                              bQ : 2007/10/01〜2007/12/31
                                                              bP : 2007/07/01〜2007/09/30
2008年12月31日(水)
大晦日。。

 今日は大晦日・・・今年1年を振り返ってみようと思う。

 @息子の高校合格・・ 昨年の今頃は息子の受験対策で必死だった感がある。
 息子がスランプ状態だったので こちらがプレッシャーを与え 空回りしてしまった部分もあるが
 親子一緒に頑張れた事も含め 最も嬉しいできごとであった。

 Aホームページの充実・・ ホームページを立ち上げて1年半になり ウェブを通じてビジネスを成り立たせることの
 難しさを感じている 。しかし所詮 小さな家具工房ができることは知れていて本質的に考え直せば 
 ”豊かで素敵な暮らしを提案”することが一番の課題なのだと思う。
 クラフトフェアや展示会とリンクさせて 工房スタイル・ガレとそのHPの存在を知っていただく事は少しづつできているので
 HPを通じた"豊かで素敵な暮らしの提案”にこれからも取り組んでいきたいと思う。

 B定番商品の製作・・ スタイル・ガレの定番商品を5品以上製作する目標で 1年間思考錯誤してきたが 
 水屋箪笥・丸座卓・リビングチェア・TVボード・ダイニングテーブルセット・オープンシェルフ・カッティングボード・
 コースターなど等 今後も定番としていきたいアイテムは10品くらい製作できたと思う。
 和の空間と洋の空間両方の提案は 日本の生活事情からすると必要不可欠だと思っていて
 それを素敵かつ具体的に提示するには 場所や時間 客観的な感覚・感性が必要で・・
 和洋折中ではない”和・洋”の生活アイテムを今後も増やしていけたらと思う。

 C展示会の開催・・10年以上ぶりに自分の作品を展示する ”工房展”を開催することができた。
 長い間 注文製作や協力工房のサポートなどに撤してきて 自分の作品を公開することはなかった。 
 しかし自分の工房 ”スタイル・ガレ”を表にだして 自分の考えや感じたものをダイレクトに提案することは
 とても必要だと感じたし これからも継続していくことが大切だと考えている。
 決して目を引くモノを作る事や 目立つ事が目的ではなく 単純に家具職人として ”手仕事で作られた家具・
 小物を素敵にかつ豊かに表現する” ことを続けていきたいと思っている。

 Dバンドライブ・・正直 こんなに早くライブが実現するとは思っていなかったが 趣味でやっているジャズバンドの
 ライブを年末に行なう事ができた。ジャズを始めて約1年なので 無謀なのかもしれないが 今までに聴いてきた
 色んなジャンルの音楽がすごく役に立っていて 身体や感覚が反応するという経験をさせて頂いた。
 たぶんジャズとはそういうものなのかな・・?と感じている今日この頃・・。
 コテコテのジャズというよりは楽しいジャズ演奏ができれば・・なんて思っている。

 今年1年を振り返ると 本当に厳しくて生活もままならない1年だったが 年初めに決めた事を全て実現できた
 良い1年だったと思う。 スタイル・ガレを支援してくださった方々やスタッフの桃井。
 また工房展示会を通じて ご協力いただきました方々には深く感謝いたします。
 来年も良い年になるように精一杯努力したいと思います。


2008年12月23日(火)
ワークショップ VOL2

 松本市在住のK様ご夫妻に栗の無垢材を使用したコタツの
 製作体験をしていただきました。
 K様よりコタツの製作体験は可能か?とのお問い合わせがあり・・
 熱が加わるアイテムなので天板の反り・ひずみ等が心配でしたが・・・
 天板にそり止めのほぞ加工をし また万一反りが生じた時のため
 天板を両面使いにすることで反りを修正できるように対策を施しました。
 コタツの寸法・構造等打合せには少し時間を要しましたが
 工房ギャラリーを見学頂きながら 材は栗材使用・寸法90×90×39
 センチ・塗装はオイルクリアにすることに決定し 今回 製作体験をして
 いただきました。
 朝9時より作業を開始〜鉋がけから始まりサンドペーパーでの磨き・
 組み立て・植物オイルでの塗装の順で作業を進めていただきましたが
 部品点数が比較的多い事と 鉋削りをする面積が多かったので
 かなりご苦労をおかけしたのですが お二人とも鉋がけなどが上手で
 最終的にとても綺麗な仕上がりになりました。
 コタツの電器部分の取り付けは 塗装が乾いてからのあと取り付けに
 なりますが コタツ木部本体は夕方6時頃までみっちり作業をして
 いただき ほぼパーフェクトな完成度でした。
 お疲れの様子と思いきや 自作の栗材のコタツに 大満足の
 ご様子でした。

 Kさまご夫妻は1月にも別のものを作りたいとのご希望で 来年また
 ワークショップに参加頂く予定になっています。


 因みに 栗のコタツのワークショップ体験料金は¥40000
 (材料費・工房での加工費・指導料込み)でした。
2008年12月21日(日)
ワークショップ VOL1
 
 塩尻市のH様親子(お父様と息子さん小学2年生)にローテーブルと
 スプーンの製作体験をしていただきました。
 H様よりテーブルと棚を兼ねたものを製作したいというワークショップの
 依頼があり早速図面を製作し 打ち合わせをさせていただきました。
 幅90センチ奥行き50センチ高さ35センチのローテーブルを2台製作し
 それを2段重ねにすることで 棚にもなりまた文机やリビング
 ローテーブルにもなる汎用性の広いアイテムです。
 しかし1日では2台製作は不可能なため 今回は1台のみの製作で
 その代わりといってはなんですが 息子さんにスプーンを2個製作
 していただきました。
 朝9時より体験が始まり 作業内容の説明のあと鉋削り〜
 サンドペーパーでの磨き〜組立て〜植物オイルでの塗装の順に
 作業が行なわれました。
 途中 テーブル裏面にバーニングペン(焦がして文字を書くペン)にて
 製作者の名前と日付を記念に書いていただくことも・・・。
 息子さんも慣れてくると鉋の使い方が大人顔負け・・・。 
 Hさんいわく 普段身体を使うことが少ないため 鉋削りがとても
 しんどいとおっしゃっていましたが かなり上手に仕上がり最終的には
 完成度が高いテーブル兼重ね棚に仕上がりました。
 今回のワークショップの目的はプロの家具製作の感覚をユーザー
 さんにも体験して欲しいという事と お部屋に必要なアイテムを製作
 するというコンセプトで製作していただいているので Hさんにも
 ”この先このテーブルを永く使って行く事を考えると 良い体験を
 させてもらった”と言っていただき 工房でのワークショップ・・
 結構面白い企画なのかな・・と感じました。 

 Hさん 朝早くから夕方遅くまで体験いただきありがとうございました。

 因みにローテーブルのワークショップ体験料は¥25000
 (材料費・工房での加工費・指導料込み)でした。
2008年12月15日(月)
HANAでのライブ・・

 昨日 所属させていただいているジャズバンドのライブが
 松本・中町HANAにて行なわれました。
 日曜日の夜にもかかわらず 約50席ほどあるスペースが
 満杯になるぐらいのお客様に来ていただきました。
 (これが郷土が誇るEPSONパワーでしょうか・・) 
 勿論EPSON以外の方も多くおられましたが・・。
 僕自身は確か・・15年ぶりぐらいのライブ演奏で
  正直 緊張して胃が痛くなっていました。
 演奏が進むにつれ少しづつ良くなっていきましたが・・・
 いい歳をして・・小心ぶりは健在です・・・。。
 下手なドラムも他のメンバーのテクニックに紛れて 
 何とかお役を果たせてほっとしています。
 HANAの店内の音の響きもほど良く アコースティックの
 ライブ演奏がし易い環境で メンバーの奏でる音が演奏しながら
 しっかり聴こえていました。 
 一年の締めくくりにライブ演奏ができるなんて幸せだなあ
 と感じながら・・年内にやらなくてははならないことを整理しつつ 
 ラストスパート・・・頑張ろうと思います。

 
 昨日ご来場いただいたお客様・・・本当にありがとうございました。





2008年12月14日(日)
ワークショップ

”木の家具を作ってみませんか。”

12/10〜 木工ワークショップの受付を開始しました。
組立家具ではない 本格的な家具製作の体験が出来ます。

加工済みの木材から始めますので 女性の方でも安心して体験して頂けます。

スプーンや木べら・カッティングボードの製作体験の受付もしておりますので
木の小物から始めてみて というのも良いかもしれません。


12/28まで開催しておりますので この機会に是非体験してみてください。

詳しくは木工ワークショップのご案内でご紹介しています。


                                             momoi


オープンシェルフの側板は合板に
漆喰風塗料をコテで塗ります。
塗る作業も楽しいですよ。


2008年12月10日(水)
週末は・・バンドライブ

 ジャズバンドに加入させていただいてまる一年になる。
 随分前からライブをやろうという話はあったが
 諸々で都合が合わず延び延びになってきた。
 この週末の14日(日曜日)松本・中町の”HANA"という
 韓国料理と生演奏が楽しめるお店でライブを行なうことになっている
 今回HANAのHPをみてうちのジャズバンドのバンド名が
 ”エスペランサ”だということが判明した。(知らなかったのは自分だけだったんだけど・・・)
 演奏曲のジャンルはスタンダードジャズですがスローバラードとファンキーな
 テイストの演奏になるので聴いていただける方は結構楽しめるのではと思います。
 多忙が続いて練習不足なのだけれど・・気おくれしないようリズムキープしなくては・・・・。
 今週は特にピリピリ感がある。この日記をたまたまみて頂いた方でお時間があり、
 ジャズ・韓国料理が好きな方。 是非是非”HANA"へいらして家庭的な韓国料理と
 生演奏をご堪能くださいませ!!
 因みにHANAの場所は中町の増田家具西隣2Fで 19時開演予定です。  → HANAのホームページはこちらです。



2008年12月9日(火)
安曇野〜長野方面へ・・・vol3

 中条村をあとにして千曲市に向かう。
 千曲市には”うさぎの夢”という美容院がある。
 今年の9月頃 スタイル・ガレのHPを見ていただいた
 千曲市在住の美容師のSさんが工房を訪ねてくださった。
 Sさんのお母様が”うさぎの夢”という美容院を経営されており 
 そのお母様の誕生日プレゼントにサイドテーブルを注文したい
 とのお話を頂き 企画・製作後 11月の初旬、無事に納品
 させて頂いた。
 (企画〜製作はオーダー事例でご紹介しています。)

 お母様は先月の工房企画展を遠路はるばる見に来てくださり
 その時に「テーブルがお店にとても馴染んでいて是非見に
 来て欲しい」というお話を頂き 今回お邪魔させて頂きました。
 店内は壁は白。床・建具・天井の太い梁などがダークブラウンで
 ポイントに椅子・入り口ドアなどがグリーンの配色。 
 薄暗くするとBARのような落ち着いた素敵な空間で
 その中にスタイル・ガレで製作させて頂いた折りたたみ
 サイドテーブルが確かに馴染んでいた。
 デザイン・風合い・サイズ共にぴったりでお客様にも好評だと
 お褒めを頂きました。
 お店のアプローチにはその日のお客様の似顔絵をご自身で
 描かれてお招きしているとのこと・・・僕らスタイル・ガレのスタッフ
 の似顔絵も・・恐縮です。。
 美容院のお客様と一緒にお茶をご馳走になりましたが 
 皆様フレンドリーで”寛ぐおもてなしの空間”なのだとオーナーの
 お気持ちを察しました。
 自分らが製作した作品が使われているシチュエーションを見させて
 頂く機会はそうあるものではありませんが モノを製作させていただく
 縁があって人との繋がりが生まれていく・・・。
 充実感と温かい気持ちになれたひと時でした。


 安曇野〜長野方面への日帰り旅でしたが 人からパワーを
 頂けた ありがたく貴重な一日でした。
 お忙しい中お迎え頂きました皆様 本当にありがとうございました。
2008年12月7日(日)
安曇野〜長野方面へ・・・vol 2
 
 十色屋さんにお邪魔させて頂いた後 近くのお蕎麦屋さん
 ”くるまや”にて蕎麦と名物・馬のもつ煮込みを頂く。
 その後同じ穂高にあるギャラリー”シュタイネ” さんにて
 ”小さなおうち展・2008”を見させて頂く。
 雰囲気のあるギャラリーの中にガラス・陶・木・彫金など
 色々な素材で創作されたメルヘンな世界。
 物語の風景のようなクラフトが沢山あったが 中でも 
 小久保隆司さんの陶の作品が特に印象に残った。
 いつか小久保さんの工房を訪れてみたいと思っていたが
 いっそう気持ちが強くなった。

 短時間だったが作品を味わった後 長野市の隣・中条村に
 向かった。 中条村にはMWC・WORKSHOPという家具工房
 を営んでいる小林さんに会いに行くためで 小林さんにお会い
 するのは今回で2度目。 小林さんを知ったのは2年ぐらい前・・
 スタイルガレのHPを製作するにあたり 他の家具工房のHPを
 参考にしていたある時に小林さんの家具工房の存在を知り
 作品とHPの質の高さに目が止まったのが最初。
 HPを深く見ていくと 奥様や子供さんを含めた家族全員の
 生活の中で 用と美を兼ね備えた生活道具が自然に生まれていく
 様子をHPを通して垣間見れた。感動すると共に 自分の家具作り
 があまりにも職業化されていたことに反省した事を覚えている。
 以前からいつかお会いしたいと思っていたところ 思いがけず
 先月の工房展にて初めてお会いすることができた。
 その時は時間も無くゆっくり話はできなかったが 自分よりも年下
 なのだが(ルックスも木工屋さんには見えない) 自分には無いもの
 を沢山持っている印象を受けた。
 展示会が終わったタイミングでゆっくりお話したいと思っていたので
 今回 工房にお邪魔させて頂くことにした。
 (師走のお忙しい時に・・すみません・・・。。) 

 工房を拝見させて頂くと やはり見るもの全てが新鮮。。
 同じ家具・小物を作るのでも 使う道具や作り方はとても工夫
 されていて 目からウロコが沢山落ちた。
 製作しているものは家具だけでなくカトラリーのアイテムが
 沢山あり形や触った感触は一つ一つ大事に練りこんでいる
 事を感じさせた。これが本来のモノづくりの姿だと思った。
 途中から奥様にもお会いすることができ少しの時間お話させて
 頂いた。奥様は2000年よりご自身のプライベートサイトを開設
 してエッセイ風な日記を書いておられ そのHPに家具やカトラリー
 を紹介するかたちでMWC・WORKSHOPという家具工房のHPが
 併設された経緯があるそうです。
 お二人で作られているHPと奥様の日記ともに表現が豊かでハート
 をくすぐるものがあります。 お二人と色々とお話させて頂きましたが
 お聞ききしたいと思っていたことも忘れ あっという間に時間が過ぎて
 しまいました。
 まだまだ沢山お二人とお話したいと思うと同時に是非またお伺い
 したいと思わせる気持ちの良い家具工房でした。。
 
  右写真はMWCのショールーム・・・ 
 おいおいカフェも併設する予定だそうです。

  (vol3に続く・・・)
  
2008年12月6日(土)
安曇野〜長野方面へ・・ vol 1
 

 先日の木曜日 1ヶ月間の展示会後初めてのお休みをとり
 安曇野〜中条村〜千曲市と ドライブがてらクリエイティブな
 方々の工房を訪ねさせていただきました。 

 まずは十色屋さん・・今回の工房展示会では大変お世話になった
 菊地さんご夫妻。
 ご主人がのれんやタペストリー・パネル等を創作される
 染もの作家さん。 また奥様がバッグや縫い物などを創作
 されていて 作品もそうなのですがお人柄がとても魅力的な
 ご夫妻です。
 十色屋さんのアトリエには 今回初めてお邪魔させて頂いた
 のですが 見るもの全てが新鮮で 建物の外観やインテリアの
 細かい質感や色使い・デザインなど とても素敵な空間を堪能
 させて頂きました。
 真四角と縦長の窓枠。壁・窓枠の色使い。土間のモルタルの色・
 質感などなど。ついついデジカメに納めずにはいられませんでした。。

 クリエイティブな仕事は ”イメージや直感をかたちにすること”
 ですが お二人が生み出す作品以外に アトリエの空間までもが
 クリエイティブな作品の様な気がしました。

 
  (vol 2に続く
・・)
2008年12月1日(月)
木と陶の手仕事展が終了しました。
 
 11月1日〜30日まで開催されました”木と陶の手仕事二人展”
 が無事終了しました。約180名のご来場者があり
 遠路お越しくださいまして心より感謝申し上げます。
 朝日村に初めていらっしゃった方も多く また工房の場所が
 わかりにくいこともあり まだまだ課題は多く残りますが 
 朝日村の”クラフトギャラリー”として定着できるよう
 更に良いものを創作して企画展を継続していきたいと思っています。

 次回は来年5月頃に 木と陶を使った器でおもてなしをする
 ”お茶をする空間展”を予定しております。 
 企画から製作まで苦労が予想されますが 次回も皆様に
 喜んで頂けるよう企画・製作していきますので 
 今後とも宜しくお願い致します。 

 尚 工房2階クラフトギャラリーでは引き続き十色屋=菊地均さん
 のパネル・田中一光さんの陶器・スタイル・ガレ=藤牧の家具・
 小物を常設展示・販売(木曜定休)しますので 朝日村にお越し
 の際は 是非お立ち寄り頂き 作品をご覧くださいませ。

 今回の展示会にあたり 浅間温泉のギャラリー”ゆこもり”さん
 安曇野の”十色屋”さん 朝日村のカフェ”シュトラッセ”さん 
 陶芸の田中さん等 導かれるような出会い・ご縁の中で
 大勢の方々のご協力を頂きオープンイベントを開催できました
 ことを 心より感謝致します。

 ありがとうございました。

        家具工房スタイル・ガレ 藤牧
2008年11月19日(水)
アトリエ10colours

”木と陶の手仕事二人展”が始まり早くも会期の半分以上が過ぎました。
ご来場いただいた皆様。朝日村の田舎ギャラリーまで足を運んで頂き
心より感謝いたします。できれば何回でも ギャラリーの雰囲気を味わい
にお越し頂ければと思います。

昨日 アトリエ10coloursの菊地さんがギャラリー壁面のパネルの模様
替え(入れ替え)に来て下さいました。
貴重なお休みの日に 遠路 安曇野から来て頂いて・・・
本当に感謝です。

壁面のパネルやタペストリーは生け花と一緒で 部屋の雰囲気を 
ガラッと変えてくれます。シンプルな絵なのですが 心が和みます。

1枚のパネルで季節感を表現したり 土・星・月・海・空などシンプルな
自然をモチーフにして人間の心との距離間を図るような
そんな絵に感じています。

是非 ギャラリーにお越し頂き 1枚1枚心を落ち着けて見て頂きたいと
思います。 きっと 心が温かくなるはずです。。

今月30日までの開催ですので 是非お越しくださいませ。。


2008年11月1日(土)
木と陶の手仕事 二人展

 今日から木と陶の手仕事 二人展(田中一光・藤牧敬三)が家具工房
 スタイル・ガレのギャラリーにて始まりました。

 昨日はアトリエ10coloursの菊地均さんがタペストリーやパネル作品
 を持って安曇野から飾り付けに来てくださり ギャラリーが一段と
 華やかになりました。

 この数ヶ月工房展やクラフトフェアに向けた作品製作に没頭し過ぎて・・
 日にちや時間の感覚が麻痺しています。感覚的に浮遊感を感じ
 ながらも・・展示された風景を眺めて ひとまず最善を尽くせた事に
 一安心です。

 今回の二人展は数ヶ月前に浅間温泉のギャラリー”ゆこもり”さんにて
 たまたま田中さんの陶の作品に出会い こちらからアプローチ(お誘い)
 して今回の二人展に至りました。
 また菊地さんの作品に出会ったのは工房近くのカフェ”シュトラッセ”さん
 のインテリアとして飾られている一枚のパネルを見たのがきっかけで 
 これもこちらから無理やりお願いして展示協力をして頂きました。
 自分が良いと感じた作家さんと一緒に展示会が開けることはラッキー
 だと思うし この短期間で合同展が開けた事に感謝・感謝です。
 
 ご来場頂いた方々に何度でも足を運んで頂けるギャラリーになるよう 
 作品の魅力を伝えて行きたいと思っています。

 一人でも多くの方のご来場をお待ちいたします。

2008年10月28日(火)
クラフトピクニック

10/25・26とあたがの森で開催された”クラフトピクニック”に参加して来ました。

ワークショップでは”木と革ひものキーホルダー”作りを体験して頂きました。
四つ組み編みが少し難しくて・・・ 苦戦された方もいらっしゃいましたが
出来上がった作品を見ると 皆さん嬉しそうで ”ものづくり”を楽しんで頂けた
のではないかと思います。
そんな嬉しそうな笑顔を見て 私も嬉しくなりました。


木の小物・・・ カッティングボード・木皿・削り箸・木べらetc.
スタイル・ガレの製品をご購入してくださった方へ この場を通じて改めてお礼申し
上げます。
また 八ヶ岳クラフトフェアに引き続き ご購入してくださったリピーターの方もいらっ
しゃって嬉しい限りです。 皆さん ありがとうございました。

製品につきましてのお取り扱い・メンテナンス等 何か分からない事がありましたら
お気軽にお問い合わせください。




11/1からの展示会に向けて準備を進めています。
展示会の様子も少しずつご案内して行きますので、楽しみにしていてください。

                                             momoi
2008年10月13日(月)
八ヶ岳クラフトフェア・・・
 
 昨日までの2日間 八ヶ岳クラフトフェアが下諏訪町の諏訪湖畔にて
 開催され当工房も初めて出展させて頂きました。

 幸いにも天候に恵まれ来場されたお客様も多く・・・スタイル・ガレの 
 木の小物 ・家具に興味を持って頂いたり 実際に買って頂き日記
 を通じて改めてお礼を申し上げます。 
 会場にて説明など不充分な点もあったかもしれませんが 当工房で
 製作した作品には責任を持っていきたいと思っておりますので 
 お使いになっている途中で何かありましたら何なりとお伝えください。
 (電話でもメール・FAXでも結構です)

 木の素材は環境・使用条件によっては反ったり割れたりし扱いが厄介
 な部分もありますが 経年変化によって風合いが増して他の消耗品
 にはない特別な価値がある気がします。 是非末永くご使用頂き宝物
 に近い一品になって頂ければと・・。 

 僕自身木工の道を志してちょうど20年目に入り これからも日々初心
 に返って物づくりをして行きたいと思っています。 

 写真の革のキーホルダーはスタッフの桃井(営業・web・cad担当)の作品で
 テディーベア製作の経験を生かして・・?か 革細工を初めて出品して
 みました。シンプルですが これも使っていって味わいが出てくる作品
 なので購入いただいた方の感想をおいおい聞かせて頂けたら ・・・と
 思います。

 因みに 2週間後松本・あがたの森でクラフトピクニックがあり当工房も
 ワークショップで参加しますが 写真のような革細工を体験していただく
 予定です。 興味がある方は是非 10月25・26のあがたの森クラフト
 ピクニックにご来場くださいませ。。 (また工房のアイテムも合わせて
 展示・販売いたします。) 

 明日から11月の工房展示会に向けて作品製作 再開・・・
 頑張ります。。
2008年9月18日(木)
イベント三昧。。
 

 10月〜11月の2ヶ月間はイベントの連続で・・
 それに備える準備でかなり忙しくしている・・。

 10月11〜12日は八ヶ岳クラフトフェア。
 10月25〜26日はあがたの森クラフトピクニック。
 11月1〜30日はスタイル・ガレの工房にて”器・染物・木の3人展”の開催。

 あと趣味のジャズバンドのライブ予定があり・・・ 

 楽しみな気持ちとプレッシャーがかかる不思議なテンション(気持ち)
 の中で作品製作とイベント準備をしています。

 DM製作。 ディスプレイ用の展示台製作。 工房整備・・。 作品制作などなど。
 まだまだ課題山積・・。

 日記もしっかり描きたいけれど・・・。 

 イベントの成功に向かって・・最善を尽くして頑張りたいと思います。


2008年8月16日(土)
ポップアート 1960’s→2000’s展


 お盆休みを使って1960〜2000年アメリカンポップアート展を
 松本市美術館に見に行って来ました。
 ポップアートなのでポスターを見る感覚で・・好きか・嫌いか 面白いか・
 つまらないか・・ 自分の好みで絵を見ていきました。

 ほとんどの絵はシンプルな構成なので絵を見ていくうちに まねをして
 絵を描いてみたくなる衝動は何なんでしょうか・・?(俺にも描ける・・
 みたいな気持ちに・・笑)。 また常設展示室で草間 彌生さん
 (松本市出身)の作品を初めて生で見させて頂きましたが 一見
 ポップアートなのですが 実は幼少期の頃から悩まされてきた幻覚・
 幻聴から逃れるための表現が草間さんの作品の根っこにあるそうです。
 作品のなかには病んだ神経細胞の羅列のように感じられる部分があって
 ポップな表現の中に痛々しさが感じられたりしました。

 アートの概念とは・・ 人の心の闇(不安・悲しみ・コンプレックス・
 憎しみなど) を表現するもの・・と僕は考えていて・・ 
 人の精神・神経の負の部分を身体の外に表現して精神のバランスを
 取るものがアートだと勝手に捉えています。 
 例えばプリミティブアートのように 祈りを込めて神や仏を彫るなどの行為
 は アートの始まりではないかと・・・。
 それに対してアメリカンポップアートはお金の香りがするというか・・・
 (言いすぎでしょうか)・・・。そんな捉え方をして見せてもらいました。

 話は飛躍するけれど・・この何十年か世の風潮としてネガティブなもの
 には蓋をしてポジティブなものしか歓迎しない傾向があまりにも強く・・
 人は ”喜・怒・哀・楽”全てを表に出して精神のバランスが取れる生き物
 だと思うけれど・・ 
 アメリカンポップアートを見て感じたことは あまりにも 華やかなアート
 (偏ったポジティブ傾向)の裏には 病んでいくアメリカのネガティブな
 現実があって 今日本でも起きている説明のつかない事件や世相など
 は 知らず知らずのうちに日本人がアメリカナイズされてきた 裏側の
 現実ではないかと思っている。
 勿論アメリカの全てを否定する訳では無く 余りにも素直にアメリカを受け
 入れすぎた歪ではないかと思う。
 
 今回 自分自身 時々異文化の香りを嗅ぎつつ 日本人として何を表現
 していくのか・・・少し見えて来た気がしています。

 因みに 写真下は 美術館入り口横にある草間彌生さんの 
 巨大なオブジェです。




       



2008年8月14日(木)
お盆休み・・
 
 

 今日から3日間盆休み・・・先祖の霊を敬うと共に
 今年の後半の工房活動に向けて休息・反省・整理
 をしたいと思っています。
 
 今秋には八ヶ岳クラフトフェアの出展が決まっており 
 11月には工房での展示会を企画しているので
 一日一日を大事に準備していきたいと思っています。
 また同じく秋ごろ バンドのプチライブがありそうなので
 練習など一瞬一瞬の集中力が必要になりそう・・です。

 写真は展示会に向けての作業の一部・・・ 
 8角形に機械加工された部材を丸棒状に
 鉋で仕上げていく作業。
 3時間ほど削り続けていると 
 16リッターの屑缶が満杯になります。
 鉋屑の数だけ手を動かしている事になるので
 腕に万歩計を付けていたらかなりの数かも・・・
 家具職人にメタボリックシンドロームは無縁です・・(笑)。


 ”木の家具・小物っていいよね” って
 一人でも多くの人に感じてもらえるよう頑張りたいと思います!!

2008年8月5日(火)
日々感じること・・

 夏のこの時期になると広島・長崎の原爆体験を綴るテレビ番組を目にする。
 今から63年前に起きた現実を 今を生きる自分がどうとらえたらいいのか・・・

 平和とは・・幸せとは・・正義とは・・。

 痛ましい現実から僕らは何を学んだらいいんだろう・・。 
 宗教・思想・国益・など様々な事が絡み合って起きる戦争。
 しかし実際傷つく多くは民間人・・。
 戦争を仕掛け又 武器等を売り利益を得る人達はほんの一握り・・。 
 そんな事のために何故自分を犠牲にしてしまうんだろう。

 日本の年間防衛費はこの20年くらいで確か5倍くらいに増えていると思う。
 現在毎年約5兆円の国家予算が使われ武器を買っていることになる。
 日本では今は戦争が起こってはいないけれどその武器がいつ使われてもおかしくは無い・・。
 
 平和とは。幸せとは。正義とは。
 
 戦後 驚異的な復興を遂げてきた日本。
 その立役者は政治家でも官僚でもなく普通の日本人。

 普通の日本人が一生懸命築いてきた先のゴールは何処にあるんだろう・・。


2008年7月14日(月)
温故知新
 
 先日のバンド練習の後 バンマスのIさんから木の器(小麦やそば粉
 をこねるための直径40センチ・高さ15センチほどの栗の器 )の修理
 を依頼され工房にて預かっている。

 年輪の導管からひび割れが進んでおり それを最小限に留めるため
 ひび割れ防止の塗料を塗るのが目的だが・・。 この器を眺めていると
 色んなことが感じられる・・。 
 信州の食文化は田畑でとれた麦や蕎麦・米などから粉を作りだんご・
 饅頭・おやきなど粉物を利用・工夫した食文化が定着したと思うしまた
 それを作るためには すり鉢状の水を入れながら粉をこねる器が必要
 で木を加工できる大工または建具・家具職人が製作したのではと推測
 できる。
 轆轤(ろくろ)職人が作ったとも考えられるけれど 轆轤で作ったにし
 ては 形がいびつ過ぎる・・・。
 Iさんいわく おばあさんの世代から使っている道具だそうで 軽く
 半世紀以上は使用してきた器で 孫の代まで使えるとはこの事だと
 思うし 使い込まれ経年変化で自然にいびつになった重厚な木の
 器は何とも言えない風情がある。 

 写真下の底の部分・・・いびつなままでは こねる時にガタつくので鉋で
 削って座りを良くし それ以外はなるべく原型のまま留めて上塗り塗料
 (木固め剤・プレポリマー)で補修するつもりです。因みにこの塗料は
 法隆寺などの重要文化財などの補修にも使われていて 環境・衛生
 安全面等 実績のある補修剤です。

 温故知新・・・ 古く歴史のあるものから 感じたり 道筋の方向性を
 確認したりすることは いつの時代も同じで・・気持ちを込めてもの
 づくりをしていかなくては・・・と古い木の器を見て感じたのでした。。

   




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家具工房 スタイル・ガレ  keizo_galle@ybb.ne.jp